日本工藝週間へ参加
日本工芸週間2024に参加した。今年のテーマは「災害と工芸」。能登の震災後を中心に、311の震災および原発事故から13年経た福島、水害と闘う佐賀、それらの地域の被災状況とモノづくり再生の努力、未来に繋げる知恵など、人間国宝、元文化庁長官、作り手、キュレーターなど多様な参加者が意見を交換した。
災害と工芸:今の目の前の被災と向き合うだけでなく、アナログ/デジタルの得意手を活かし、次の災害に備え迅速にな再生を図るために、今起きている状況の集積、情報分析と対策策定が大切。
国産に拘ることの意義:各地にはそれぞれの地域の暮らしを支えてきた素材・技術がある。多様な素材・技術が絡み合い、その地の衣食住を支え繋いできた。それが言わば伝統産業。地域の伝統産業を守ることはその地で支え合うコミュニティを守ること。国産に拘る=47都道府県の各地の衣食住コミュニティを守ること。
我が国のアイデンティティ、不撓不屈の心で守りましょう。