豪雪から考えるローカルファーストの再認識
2月8日(土)、会津の雪害の最中、柳津町やないづふれあい館で「ままんま博」が開催。川延さん(前県博副館長)のモデレートで始まったシンポジウムには、森枝卓士さん(食文化研究者ジャーナリスト)、金野幸雄さん(文化観光/地域振興専門家)、江頭宏昌さん(山形大学農学部教授/在来作物の研究)が参加。
当にここ数週間の豪雪環境の中で感じるやないづに残り受け継がれてきた食文化は、当に「生きる文化財」です。地域住民の命をつないできた暮らしの知恵。それを先人から学んで次世代に伝えることは、昔は集落の中で生きるための必然でした。関わらなければ死んでしまう。しかし、今はマクドナルドやコンビニ飯で生きるための手段が容易に買えてしまう。生きる必然としての人と人の関係性を失いつつある現代に、ローカルな暮らしの知恵、食文化をどうやって次世代に繋げられるか、衣食住に関わる全ての文化(漆も衣類)に共通の課題だということを改めて考えさせられました。だから皆でローカルファーストを再認識しましょう。